こんにちは~!今回は先日作業させて頂いたN-BOXをご紹介します♪
使用するスピーカーは VICTORYでは珍しい JBLの 670GTi です。JBLのフラッグシップ「660GTi」の後継モデルで、高性能をそのままに、約1/3の価格となって復活した商品です。それでも10万円します。
この商品は今回初めてお目にかかりましたが、これが素晴らしい商品でした。 1つ1つの構成パーツ及びユニットが細部に至るまで凄く手の込んだ丁寧な作り込みがされていました。使うかどうかわからないパーツ代表の付属のスピーカーグリルですらアルミ削り出し、表面はリアルカーボンとシルバーペイントで丁寧に仕上げられています。使わないともったいないクオリティです。一つ一つのユニットを手に取って、そして音を聞いた後には これで10万円は安い!と思う程素晴らしい商品でした。今回のお客様がきっかけとなり、今後、JBLの商品も取り扱いさせて頂ける事になりました。
まずは念入りにツイーターの位置/角度等を決めて、ピラーを加工・成型、今回は黒レザーで仕上げました。ウーファー用のインナーバッフルもワンオフで制作。
元々、他店でスピーカー交換されていてスピーカーケーブルも通線され、デットニングもしっかりとしてあった為サクッと完成!!手間が省けて助かりました。
完成後、音を聞いてみると悪くはないけどどこか物足りない感じがします。調整をしてもあまり改善せず。。これがJBLの音なのか?否!原因はおそらくスピーカーの位置(純正位置)が低すぎる事と、更にインナーバッフルだけでの装着の為、音が内張りの中にこもってしまっている為!と予想。それらを改善する為、次回アウターバッフルを制作する事に。数日後お客様と再度打合せをし、費用や見た目を考慮して、スピーカーの位置は純正位置のままで、少しでも位置の低さ、弱点を改善する為バッフルに上向きに角度を付けて制作する事にしました。
左の写真がアウターバッフルを横から見たところ これがインナーバッフルに固定されるのですが、こう見るとどれだけ内側にスピーカーがオフセットしたかわかります。ウーファーはとてもガッチリした重厚な作り、ツイーターも細部まで手の込んだ作り込みがされていました。
完成です! 室内のインテリアパネルにピッタリな色とデザイン。シルバーとブラックカーボンがとても似合っています
調整も1からやり直し。前回とは違い そのままの音 がとても良いので、ほとんどクロスオーバー設定とゲイン調整だけで音のバランスを整える事が出来ました。そして肝心の 音 ですが これがびっくりする程良い音に昇華!お客様も音を聞いて思わず笑ってしまう程でした^^
M様 今回もありがとうございました。また遊びに来てください~^^